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【安定・安泰・バラ色?】理学療法士・作業療法士(リハビリ職)の将来と可能性は?

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理学療法士作業療法士(リハビリ職)は多分野での求人も多くみられ、リハビリ養成校も多いため、理学療法士作業療法士を目指す人も少なくありません。

リハビリテーション職の将来・可能性・未来はどうなのでしょうか?

 

理学療法士作業療法士といったリハビリ職は、

 

国家資格で、

 

「やりがい」もあり、

 

「就職先も選ばなければ確実にある」

 

ことからも、

 

「就職するには心強い資格」

 

に見えるでしょう。

 

 

しかし、実際に理学療法士作業療法士は、

「今後も安定なのでしょうか?」

今回は、リハビリ職の将来性・可能性を見ていきましょう。

 

 

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理学療法士作業療法士(リハビリ職)の将来・可能性は?

まず始めに、

結論から言うと、

理学療法士作業療法士といった、

リハビリテーション職の将来性は明るくありません。

 

 

何故なら、

 

・現時点でリハビリ職者数とリハビリを必要としている需要と供給のバランス崩壊が懸念されている

 

・リハビリ養成校が乱立しており、劇的に理学療法士作業療法士が増加している

 

・リハビリ関係の診療報酬は削減され続けている

 

と上記の3点が大きく関係しているからです。

 

 

 

 

理学療法士作業療法士(リハビリ技師)の現状

1990年代に規制緩和でリハビリ養成校が乱立し毎年1万人近くの新人理学療法士作業療法士が生まれているのが現状です。

 

リハビリセラピストが爆発的に増加したため、

就職先はあるものの、

収入面では満足いかない求人が多いのが現実

です。

 

更に、

理学療法士作業療法士が爆発的に増加したことで、

将来的に需要と供給のバランスが崩れることも叫ばれています。

 

一緒に見ておきたい記事

理学療法士・作業療法士(リハビリ技師)の「需給分科会による需給推計(案)≪需要と供給≫」からみる今後の見通し・予測(需要は?年収・給料は?)

 

 

 

 

リハビリ職の働き方・待遇は今後どうなっていくのか?

「今後は少子高齢化社会になるため医療・介護福祉職の需要は高い」

のは間違いありません。

 

しかし、

リハビリテーション職は別物」

と考えた方が良いでしょう。

 

 

高齢者の方が増えるということは、

医療費が増加します。

 

そうなると、

国も政策として医療費を少しでも抑えたい

と思います。

 

すると、

どこから節約していくか?

 

それは・・・

 

理学療法士作業療法士の人員削減・収入の低下

 

から始まると言われています。

 

 

理由として、

リハビリテーション職は、

 

・一定数の人数が居ればリハビリ需要数を賄える

 

・医療的ケアが出来る看護師不足を解消したい

 

・病院での入院日数を減らし在宅・介護施設への入所が増えていくため介護士・ヘルパーの人数を確保したい

 

からです。

 

つまり、

リハビリ職は就職には困らないが、年収・給料といった収入面の待遇は期待できない求人が更に増えてくること

になるでしょう。

 

 

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【まとめ】リハビリテーション職の将来性・可能性は?

いかがでしたか?

理学療法士作業療法士をとりまく環境は年々、厳しくなっていきます

 

・リハビリに関係する診療報酬が年々、削減されている

 

・リハビリ職の求人数はあるものの給料・年収は年々、低くなっている

 

・確実にくる需要と供給のバランスの崩壊

 

・今後必要とされてくるのは医療的ケアが出来る看護師・日常生活で関わる時間・機会が多い介護福祉士

 

などなど、

まさにリハビリ職にとっては厳しい状況になってくるでしょう。

 

しかし!!

 

これはあくまで時代の流れに身を任せた場合であることも考えておきましょう。

 

 

現状でも、確かに厳しい立場にあるリハビリ職ですが、

 

・起業・経営者として活躍しているリハビリ職

 

・他分野でリハビリの知識を活かしているセラピスト

 

・副業等で収入を増やしているリハビリセラピスト

 

などなど、現在でも多くのリハビリセラピストが活躍しています。

 

今後もリハビリ職の待遇・状況は厳しくなってくるでしょう。

しかし、自身の働き方やキャリアアップを早くから考えていくことで、リハビリテーション職として活躍できる可能性は充分にあります。

 

是非、今後の働き方・自身の可能性について考えてみて下さいね。

リハストリートでは貴方の働き方を応援しています。

 

 

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