理学療法士・作業療法士臨床実習指導者が不足する?厚生労働省HPから2020年問題を考える!
理学療法士・作業療法士(リハビリ技師)学校養成施設カリキュラムの改正に伴い、臨床実習指導者が不足するため2020年には学生が実習を受けられなくなる事が危惧されています。
- 理学療法士・作業療法士学校養成施設カリキュラム等改善検討会報告について
- 理学療法士・作業療法士学校養成施設カリキュラム等改善検討会報告書について
- リハビリ職の臨床実習指導者の養成計画について
- リハビリ職(リハビリ技師)の臨床実習指導者不足についての【まとめ】
厚生労働省の理学療法士・作業療法士学校養成施設カリキュラム等改善検討会にて、
臨床実習指導者は「厚労省が指定する講習を修了すること」が要件
として求められ、
平成32年度(2020年4月)入学生から適用する方向性
が示されています。
さらに、このままの状態だと2020年には・・・
「リハビリの臨床実習指導者が不足しがちになる」
という問題点が示唆されています。
厚生労働省では、
「今後の臨床実習指導者養成」
に関してどのように考えているのでしょうか?
リハビリテーション職としては気になるところですね。
※賢いリハビリ職(リハビリ技師)は下記のように転職し年収・給料を上げています。
理学療法士・作業療法士学校養成施設カリキュラム等改善検討会報告について
まずはここを見ていきましょう!
ふむふむ・・・
お、おう・・・
何というか突っ込みどころ満載ですね・・・
でも、あきらめずに次を見てみましょう!(汗)
理学療法士・作業療法士学校養成施設カリキュラム等改善検討会報告書について
こちらはリンク先をご覧ください!
はい!
「臨床指導者実習者に関する講習会」
に関して記載されていますね!
ただでさえ忙しい理学療法士・作業療法士に指導者講習会を開催する
というのはいかがでしょうか?
(給料・収入に反映されるならまだしもですが・・・)
リハビリ職の臨床実習指導者の養成計画について
気を取り直してこちらもみていきましょう!
うーむ・・・
これを見てどう思いますか?
リハビリ職(リハビリ技師)の臨床実習指導者不足についての【まとめ】
今回は厚生労働省のHPから開示された、
理学療法士・作業療法士の臨床実習指導者実習要綱についてみてみました。
基本的に、
理学療法士・作業療法士の貴方は普段の業務だけで残業がある程、忙しいですよね?
それにも関わらず、
「臨床実習指導に関する講習会」
を受けなくては、
「今後、臨床実習指導に携わることが難しくなる」
ことが示唆されています。
これを見て誰が臨床実習の指導に携わりたいと思うのか?
はなはだ疑問です。
後輩の育成は、
リハビリテーション業界において重要な命題であることは確かです。
しかし、臨床実習指導者が不足する事態が予測されているにも関わらず、
「指導者講習会を終了していないと臨床実習の指導に携われない」
というのはナンセンスというしかないでしょう。
中堅~ベテラン理学療法士・作業療法士の先生方が率先して、臨床実習指導に携わりたい!
と思う仕組みを作ること
が今後の課題になることは確実ではないでしょうか?
今、臨床実習指導者になりたいと思えますか?