【理学療法士 作業療法士】リハビリ職でも「働き盛りの今」こそ健康貯金をしよう
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士(リハビリテーション職)の平均年齢は約32~33歳と言われています。
つまり「働き盛りの世代が多い職業である」と言えますね。
患者さん・利用者さんの治療・評価は出来ていても、「貴方自身の身体」をしっかりとみてあげられていますか?
心筋梗塞の予防のためには
「運動×食事が重要」
と言われています。
ですが・・・
「30代、40代と働き盛りでは、
規則正しい生活を取る
ということが
なかなか難しい」
のではないでしょうか?
筆者自身もそうですが、
「夜遅く帰ってきて食事をとる」
もしくは、
「飲みに行って
夜遅くまで食事をして
朝食を抜く」
ということも
「よくある
生活スタイルの1つ」
ではないでしょうか?
そんな中、自分自身の生活を見直さざるを得ない記事を見つけました。
食事を取るタイミングが心筋梗塞後の転帰(病気が進行して行き着いた結果のこと)に影響する可能性があることが、サンパウロ州立大学(ブラジル)のMarcos Minicucci氏らの研究で明らかになった。
「遅い時間帯に夕食を取り、翌日の朝食を抜く」という習慣がある患者では、そうした習慣がない患者に比べて、ST上昇型心筋梗塞後の転帰が不良になりやすく、死亡リスクも高いことが分かった。
※European Journal of Preventive Cardiologyより
これは、
「生活習慣を
見直す必要性」
がありますね!
オススメ記事
【理学療法士 作業療法士なら知ってて当たり前?】女性より男性のほうが心筋梗塞に早くなる
厚生労働省が発表した
平成27年の人口動態統計によると、
心疾患(高血圧性を除く)
による死亡者は19万6113人で、
全死亡者の15.2%
(これはがんに続く第2位です)
心疾患の中では、
急性心筋梗塞が3万7222人で、
心疾患全体の19.0%を占めます。
この数字から、
「いかに多くの方たちが
急性心筋梗塞で
亡くなっているのか」
がお分かりいただけるでしょう。
年代別に見てみると、
男性においては、
30歳代から年齢とともに増加し、
60歳代にピークが認められます。
女性では、
男性よりも高齢に傾いており、
そのピークは70歳代にあります。
狭心症の患者数は、
男女間に大きな違いは
ありませんが、
「急性心筋梗塞症は
女性よりも男性で
多く発生している
という特徴」
があります。
【リハビリ職の貴方も実践】心筋梗塞の予防には食事と運動、今からやりたい健康貯金
前述したように、
30代から徐々に
心筋梗塞のリスクが
上昇してきます。
だからこそ、
働き盛りの私達も
今のうちから
将来を見据えて
お金の貯金だけではなく、
身体の健康貯金も
併せてしていきませんか?
そのために、
「食事」と「運動」で
気を付けておきたいこと
をお伝えしていきます。
【臨床での栄養指導にも使える?】食事で気を付けていきたい7つの予防法
①塩分の摂取は控えめに
②動物性脂肪はなるべく避けよう
③ごはんの大盛りはやめよう
④タンパク質を摂るなら肉よりも魚
⑤野菜や海藻からミネラルを摂ろう
⑥努めて食物繊維を摂ろう
⑦食事はバランスが大事
列挙してみましたが、
酒飲みには厳しい制約ですね。
ですが、
将来のことを
考えるのであれば、
ぜひ気を付けておきたい
内容ですね。
「ご飯の大盛りはやめよう」
ということでしょうが、
松屋の牛丼特盛はやめれません。。。
・・・
・・・・・・
いや、
大盛りくらいで
抑えておきましょう。汗
【リハビリ 臨床でも役立つ】運動の時に気を付けておきたい3つの予防法
①軽い運動を日常的に
②エスカレーターやエレベーターには乗らない
③歩くときは早足・大股で
よくある健康法で
「一日一万歩」歩くと
健康になるという話を
よく耳にしますが
実は一日一万歩で
健康になるという
エビデンスは出ていません。
これが、
実は過負荷になっている
可能性もある
のです。
これは、
貴方には、ぜひ知っておいて
いただきたい事実です。
参考記事
ですので、
軽い運動を日常的にする
ということは、
筆者が思うに
20分以上の連続歩行が良い
のではないでしょうか?
つまり、
「有酸素運動」
ですよね。
筆者自身も仕事柄、
車を運転することが多いので
なかなか、
20分の歩行を行うこと
は難しいですが
朝は2駅隣の職場まで
歩く習慣をつけようと
心がけています。
ぜひ、貴方も少しの運動を加え
「将来の健康貯金」
をしていきませんか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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