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理学療法士の平均年収ってどれくらいか知ってる?

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理学療法士は未来にも残る職業 AIにも勝つ?

 

高齢化社会を迎え、医療・介護職へのニーズは年々高まっており、

理学療法士の人数は毎年2万人近く増え続けています。

 

これから加速度的にAIが普及していき、

どの業種も「AIに仕事が奪われる」と言われている中、

実は、理学療法士の仕事でAIに置き換えることができるのは0.4%と言われており、

理学療法士の仕事がなくなるということはないと言われていますね。

今後はさらに人気が高まってくると予想されます。

(ちなみに医師は仕事がなくなると言われております)

 

では、理学療法士の給与事情はどうなっているのでしょうか?

 

理学療法士の平均年収は471万

理学療法士の年収は、471万円となっています。

 

年齢別年収の推移

20歳~24歳 月額17万 年収268.5万

25歳~29歳 月額21万 年収334.4万

30歳~34歳 月額23万 年収367.4万

35歳~39歳 月額26万 年収419.2万

40歳~44歳 月額29万 年収471.0万

45歳~49歳 月額33万 年収527.5万

50歳〜54歳 月額35万 年収565.2万

55歳〜59歳 月額34万 年収541.4万

60歳〜64歳 月額24万 年収381.5万

生涯年収は1億8千万弱

 

一般的なサラリーマンの平均年収

20歳~24歳 年収265万

25歳~29歳 年収378万

30歳~34歳 年収446万

35歳~39歳 年収502万

40歳~44歳 年収564万

45歳~49歳 年収629万

50歳〜54歳 年収656万

55歳〜59歳 年収632万

60歳〜64歳 年収477万

生涯年収3億円弱

 

 

 

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生涯年収は一般的なサラリーマンの半分!?

 

理学療法士と一般的なサラリーマンを比べると、

働き始めて2年ほどは大差はないのですが

20代後半からは一気に差が開きはじめます。

 

生涯年収は理学療法士は1億8000万弱、

一般的なサラリーマンでは3億円弱と言われており

倍近くの差がついてしまいます。

 

 

理学療法士として一生食べていくのはかなり厳しいのか?

 

20代のうちは給料が手取りで20万弱という給与水準となると

独り暮らしをすると家賃や光熱費、通信費などで10万円前後が飛んでいきます。

さらに奨学金を借りていたという方だとそこからさらに月に数万円の返済があります。

そうなると残るのはおそらく3〜5万円程度になるのではないでしょうか。

それで食費やその他雑費。

さらには勉強会への参加などを合わせると

貯金をするということは相当難しいと思われます。

 

また結婚を考えた場合、一般的には結婚をして子供一人を

安心して育てるには世帯年収で600万が必要と言われております。

多くの理学療法士は結婚相手は同じリハビリ職種か

職場の看護師が多いと思いますので、

世帯年収ではなんとか600万を超えることはできますが

女性の産休・育休期間があることを考えると

やはりこれも大変になってくると思います。

 

理学療法士の仕事がなくなる心配は少なくやりがいもある

給与面の待遇は良くはないですが、

高齢化社会を迎えニーズはどんどん増えていくため

職場である病院や介護施設が潰れるということは一般企業より少ないです。

 

また国家資格を持っているということで転職も難しくないですし、

結婚・妊娠で仕事を辞めたとしても復職しやすいというのは利点と言えます。

 

起業・副業や一般企業への就職で保険外での仕事を

理学療法士の給料が安い理由はリハビリの単価が決められている上に

1日に算定できる単位にも限りがあるため

理学療法士1人あたりが売り上げる金額は限りがあります。

 

そのため新人がやってもベテランがやっても

売り上げには関係ないので

給料は経験や実績を積んでも上がりにくくなっています。

 

なので、収入を増やすためには副業や起業、

または理学療法士の知識や技術を必要としている一般企業への就職をするなど

保険外での仕事をしていく必要があります。

 

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