リハビリ職である「あなたの強み」は何ですか?改めて見直したい自己分析の大切さ
「回復期・急性期で働きたい」、「整形外科を診たい」、「訪問・地域分野で学びたい」など、理学療法士・作業療法士として働くにあたっては進みたい分野・学びたいことなど多くの希望があります。
- 【リハビリ職も知っておきたい】そもそも自己分析とは?
- 【理学療法士・作業療法士こそ】就職・転職における自己分析の大切さ
- 【リハビリテーション職だから出来る】自己分析のやり方とは?
- 【まとめ】リハビリ職だからこそ、まずは「自己分析」という自身の評価が大切です。
働いていく上で、
もしくは、
就職活動を行う上で、
自身の強みを考えたことはありますか?
もちろん技術面での上達は必要です。
たくさんの手技がある中で、
自分に合ったものを見つけることも必要です。
しかし、リハビリテーション職種は対人関係の仕事でもあります。
働く施設・分野によって、
病期も、
疾患の種類も、
患者さんの性別も年齢層も
違います。
ただ技術だけでなく、
自分自身のキャラクターや
性格面での強みも把握することで、
自分にとっては
「どのような患者さんと向き合っていくのがいいのか?」
それを考えてみることも、
長く働いていく上で意外と大切なこと
でもあります。
今回は自分自身を知るために必要な「自己分析」についてお伝えします。
オススメ記事
【リハビリ職も知っておきたい】そもそも自己分析とは?
「自己分析」とは言葉でよく聞くけど、
「実際にどういうものなのかがわからない」
ときもあるのではないでしょうか?
簡単に言うと、
「自己分析とは自分を理解すること」
です。
当たり前のことですね。
しかし、言葉では簡単に聞こえるかもしれませんが、
自分がどういう性格で、
どういうことが得意なのか、
を分からずに過ごしている人も多いです。
「これが得意」
「これが不得意」
と思っていても、
実はそれが違っていたり、
もっと「隠れた強みがある」こともあります。
自身の本当の強み、
もしくは弱みをきちんと理解することが
「自己分析の本当の目的」
になります。
【理学療法士・作業療法士こそ】就職・転職における自己分析の大切さ
自分に合った職場を見つけるために、
自己分析はとても重要です。
自分の本質を無視して、
入職したは良いですが、
合わない職場で、
この先何十年も働きつづけられますか?
無理して入ったけど、
自分に合わず1年もたたず辞めてしまう・・・
ということを避けるためにも、
自分自身に合う職場のタイプを、
「自己分析することで把握しておくこと」
が重要となります。
就活をする上で、
切っても切り離せないのが
「面接」です。
どんなに技術があっても、
面接時に印象に残らなければ、
採用の確率も下がってしまいます。
自分のアピールポイントを理解し、
そこを明確に伝えることができれば、
面接官に、
「おっ!!」
と思わせることが
できるかもしれませんよ。
【リハビリテーション職だから出来る】自己分析のやり方とは?
①時間軸を区切って過去を振り返る
自身の人生の中で経験してきたことが、
もちろん貴方を作り上げてきた要素になります。
思い出深い経験や事柄を思い出し、
できれば書き出してみましょう。
その時に感じた感覚や気持ちも
思い出せるのなら書いてみます。
こういうことがあると
よく嬉しい(悲しい)気持ちになるな、
こんな時にはこんな行動をするな、
という自身の傾向が見えてきます。
②自分の好きなもの嫌いなものを把握する
実際の物だけでなく、
「どんな時間が好きか?」
「何をしている時が楽しいか?」
どんな小さなことでも書き出してみましょう。
「あなたはどんなことを望んでいるのか?」
「仕事で頑張る時間が好きか?」
「プライベートを大切にしたいのか?」
「ワイワイとした職場があっているのか?」
「自分のやりたいことをやらせてくれるところがいいのか?」
そんな傾向も見えてくるようになります。
③周りの人に話を聞く
自分自身で自分のことを考える上で、
大きな壁となるのが
「思い込み」
です。
「自分はこういう人間だ」
と決めつけてしまうのは特によくありません。
違う人の視点から
あなたのことを教えてくれる人に、
ぜひ話を聞いてみましょう。
予想もしてみなかった答えが返ってくるかもしれません。
③診断ツールを使ってみる
書店にも多くの「自己分析本」が並んでいます。
色んな角度から自分を振り返り、
考えるヒントを提供してくれます。
上手に活用すれば、
自分では中々思いつかなかったことを思い出せたり、
違った視点から自分自身を
見つめ直すことができるでしょう。
最近では「才能診断」ツールも増えてきています。
ストレングスファインダーというツールは、
Webサイト上で質問に答えることで、
いくつかの資質に分類された
自分の才能が導き出される
というものです。
【まとめ】リハビリ職だからこそ、まずは「自己分析」という自身の評価が大切です。
自己分析をすることで、
自分自身の強みをさらに強く、
弱みとなってしまっている部分を
むしろ強みに変えていくことができます。
自分自身を見つめ直すことで、
より働きやすい職場を
見つけることもできるようになるのです。
転職に悩んでいるのでしたら、
自分に合った職場で、
どんどんレベルアップしていきましょう!
リハストリートでは貴方の働き方を応援しています!
≪リハスト公式質問箱≫
【関連記事】