リハストリート

理学療法士、作業療法士たちが運営するリハビリに関する総合情報サイト

【リハビリ職も掃除が大事?】《掃除=瞑想?》「整理整頓ができる理学療法士・作業療法士は仕事がデキる」訳

f:id:rehast:20190708211504j:plain
理学療法士作業療法士は日々の業務が煩雑になりやすいです。

リハビリ職でもデスク・机周りが整理整頓できているセラピストと、デスク周りが散らばっているセラピストがいます。

整理整頓できるセラピストと整理整頓出来ないセラピストは仕事にも差が出るのでしょうか?

 

貴方のデスクの上は散らかっていますか?

 

それとも、

 

片付いていますか?

 

 

また1人暮らしのセラピストの貴方!

 

家の中の掃除は行き届いていますか?

 

「掃除ができる人は仕事もできる」

 

「仕事ができる人のデスクは片付いている」

 

という話はよく聞きますよね。

 

 

では、

 

実際なぜそう言われているのか?

 

それは本当なのか?

 

 

その理由を今回は深堀りしてみましょう。

 

オススメ記事

無料って知ってました?賢いセラピストは転職サイトをうまく登録しています

 

 

理学療法士作業療法士でも知っておくべき】あの松下幸之助も認めていた掃除の効果

松下電器の創業者

 

経営者のお手本

 

とされる、

 

有名な松下幸之助も、

松下政経塾の入塾生には徹底した掃除を命じた」

と言われています。

 

松下幸之助は、

「掃除とは誰でもない、自分が実践するものだ」

 

その、“みずから実践する”、ところに大きな意義を感じていたと言います。

「“ああ、冷たいなあ”と、寒中、氷の張るようなときに、雑巾で拭き掃除をするということは非常につらいことであります。しかし、こういうつらいことがやがて成功のもとになるんだと先輩が言うておる。こう考えると、辛抱ができるんです。辛抱できるからそのことが身につくんです。ただ、いやでいやでしようがないというだけであれば、その苦労は身につかないと思います。しかしそう言われているから辛抱する、辛抱するからその技術なり仕事が身につくんであります。そうすると苦痛が少なくなってまいります。苦労も少ないようになります。苦労が希望に変わってまいります。

 そうしてみると、1つの拭き掃除にいたしましても、拭き掃除はどうしてやるべきものであるかということが分かってくる。ただ雑巾をしぼってそして拭いたらそれでいいというんではありません。雑巾のしぼり方というもの、雑巾の水のしぼり方ということがまず第一に問題になります。ぼとぼとにしぼって拭いたほうがいいのか、からからにして拭いたほうがいいのかということが、自然に研究されると思います。やはりそこにはそこに適正な湿度というもの、しぼり方というもの、そういうものがあろうと思うんです。それによって拭くと、同じ拭き掃除でありましても、それが能率的であり、拭くものを傷めない。そして適当にほこりを取るということになるわけであります。そのコツが自然に会得される。」

(1963年2月17日・大阪府技能競技大会における講演)

 

 

 

【リハビリ職必見】掃除が出来る・出来ないは仕事・臨床の能力に直結します

 

いつもミスして怒られてばかりの人

 

仕事がなかなか終わらず無駄に残業してしまう人

 

頼まれた仕事を忘れてしまう人

 

 

「仕事ができない」という人には、

色んな人がいますが、

そんな人ほど掃除が苦手だったりします。

 

それはなぜか?

 

掃除に必要なスキルは、

そのまま仕事の能力にも関係しているからです。

 

 

 

掃除と仕事に共通するスキル①丁寧さ

まず、丁寧に掃除をすることは丁寧にミスをしない仕事につながります。

 

きちんと隅々まで掃除ができるように気をつけることができる人は、仕事においても細かいところにも気を配ることができ、ミスのない確実な仕事をこなせる人です。

 

 

 

掃除と仕事に共通するスキル②段取りの良さ

広く、そして、たくさんの掃除を短時間で済ませるには、

ある程度の段取りを組みながら行っていくことが必要になります。

 

仕事においても多くの仕事が降られた時こそ優先順位を立てて、

確実に仕事をこなしていくことが必要になってきます。

 

そのスキルは掃除ととてもつながりのあるものです

 

 

 

掃除と仕事に共通するスキル③意味づけ

掃除はやはり面倒なもの

 

自宅はともあれ、

職場の掃除当番などは、

嫌々やっている人も多いですよね。

 

「なんでこんなことしなきゃいけないんだろう。だれかやってくれないかな」

 

と思えばさらに億劫になっていきます。

 

しかしそんな時こそ、

 

この掃除をすることでどんな効果があるのか?

 

綺麗になった時にどうなるのか?

 

それを考えて「掃除をやる意味」を見つけ出すことができる人は、

どんな仕事も楽しくやりがいをもってこなすことができ、自然と仕事の完成度も上がっていきます

 

 

 

掃除と仕事に共通するスキル④工夫が出来る

単純作業に見える掃除も意外と非効率なやり方でやっていたりしますよね。

 

時には便利グッズを使ってみたり、

 

「あ、こう磨くともっときれいになるな」

 

考えながらより掃除をしやすいやり方を見つける工夫ができると、

仕事においてもより効率的によいものができるような工夫を続けることができます。

 

 

 

 

リハビリテーション職は知るべき】掃除は瞑想にもつながる

瞑想とは、ある一つのことに集中することです。

 

掃除は黙々と単純作業を続けることが多いため、

余計な雑念を払い心を落ち着ける効果もあるんです。

 

他にも

 

・洗濯物を畳む

 

・料理

 

などの家事も心を無にして行うことができるおすすめの単純作業です。

 

また、

むしゃくしゃしたときに物を捨てたくなったり、

忙しい時に限って掃除がしたくなったりしませんか?

 

自分の目に入る周りの環境が散らかっていると心も不安定になりやすく、集中力も低下しやすくなります。

 

逆に物理的に片付けることで精神的にも落ち着かせることができます。

 

掃除をして心もリセットさせましょう。

 

 

 

f:id:rehast:20190708211632j:plain

【まとめ】理学療法士作業療法士(リハビリ技師)であっても掃除・整頓は基本

掃除の中には仕事に大切な能力がたくさん詰まっています。

 

ぜひ、貴方の周りの環境を今一度見渡してみましょう。

 

汚れているところ、

散らかっているところはありませんか?

 

臨床・仕事のスキルを上げるために、

まずは掃除を始めてみてはどうでしょうか?

 

 

【関連記事】

blog.rehastreet.com

 

blog.rehastreet.com