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【リハビリ職もストレスを乗り超える】理学療法士・作業療法士でも自律神経は自分で調整しストレス解消しよう

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理学療法士作業療法士といったリハビリ職はストレスが溜まりやすい職業と言われています。

あなたは自分のストレス解消法を本当に理解していますか

 

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上記記事でも記載されている通り、

ストレス解消には・・・

セミナーに参加したり、

瞑想したりと、

自分の不安を解消するための方法や、

自分に向き合うことで解決する

という方法も多々あります。

 

筆者自身は、

お酒を飲んで爆睡することが、

一番のストレス解消法ではありますが・・・(汗)

 

 

本記事では、

「ストレスについて少しメカニズム的なことについて」

紹介していきます。

 

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リハビリ職は知っておきたい!「ストレスという言葉はもともと物理学用語だった?」

ストレスという用語は、

もともと物理学の分野で使われていたものであり、

物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態を言います。

 

ストレスを風船にたとえてみると、

風船を指で押さえる力をストレッサーと言い、

ストレッサーによって風船が歪んだ状態をストレス反応と言います。

 

医学や心理学の領域では、

心や体にかかる外部からの刺激をストレッサーと言い、

ストレッサーに適応しようとして、

心や体に生じたさまざまな反応をストレス反応と言います。

 

 

ストレッサーによって引き起こされるストレス反応は、

 

・心理面

 

・身体面

 

・行動面

 

の3つに分けることができます。

 

 

 

また、

心理面のストレス反応には、

 

・活気の低下

 

・イライラ

 

・不安

 

抑うつ(気分の落ち込み,興味・関心の低下)

 

などがあります。

 

 

身体面でのストレス反応には、

 

・体のふしぶしの痛み頭痛

 

・肩こり

 

・腰痛

 

・目の疲れ

 

・動悸や息切れ

 

・胃痛

 

・食欲低下

 

・便秘や下痢

 

・不眠

 

など様々な症状があります。

 

 

また、

行動面でのストレス反応には、

 

・飲酒量や喫煙量の増加

 

・仕事でのミスや事故、ヒヤリハットの増加

 

などがあります。

 

 

 

 

理学療法士作業療法士が知っておくべき「ストレスのメカニズムについて」

ストレスは、

霊長類で最も発達している大脳皮質前頭前野に影響を及ぼし、

高度な精神機能を奪ってしまうことが分かっています。

 

慢性的なストレスにさらされると、

扁桃体樹状突起が拡大する一方、

前頭前野樹状突起は萎縮します。

 

 

ストレスがなくなれば、

前頭前野樹状突起は再生しますが、

ストレスが非常に強い場合には回復能力が失われます

 

 

ストレスによる脳内変化が生じると、

以後のストレスに対してさらに弱くなってしまい、

うつ病や依存症、

心的外傷後ストレス障害PTSD)などの不安障害につながる

と言われています。

 

 

そのため、

早期にストレスを開放する手段を身につけなければ、

このストレス社会を乗り切っていくことができない

と思いませんか?

 

 

 

ストレスケアで大切なことは、

 

「体のメンテナンスを行いつつ、

並行して根本原因を解決していくことが必要」

 

なのです。

 

 

※詳しくはこちらの記事を参照して下さい

【良いストレスって知ってます?】リハビリ職が知っておくべき2つのストレスとは?(ストレス緩和、ストレス反応)

 

 

 

 

理学療法士作業療法士(リハビリ職)も実践したい!【呼吸から見るストレスの軽減方法】

ストレスを感じたときなどに、

呼吸法は非常に即効性のある有効な方法

として知られています。

 

そして、

あらゆるリラクセーションの基本

となっています。

 

ヨガや太極拳はとても難しいと考えられがちですが、

その動作自体、その後の呼吸や瞑想にいたるための

プロセスとして位置づけられていることをご存知ですか

 

呼吸は自分の意思で自律神経のバランスを調整できる貴重な方法です。

 

「気分が乗らず、イライラしたり不快感を覚えたりするとき」

あるいは、

「ストレスを感じるとき」

は緊張状態で浅い呼吸になりやすいのです。

 

そのままでは交感神経が優位な状態が続いてしまいますが、

この時、意識的に深く息を吐くと副交感神経の働きが高まり、

自律神経のバランスを取ることができます。

 

 

 

 

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【まとめ】リハビリテーション職のセルフメンテナンスは必須です

いかがでしたか?

 

「ストレスと呼吸の関係」リハビリ職であれば当たり前の知識かもしれませんが、

実際に普段の生活でストレス解消のために役立てていますか

 

何事も実践・体感し、

自分に合ったストレス解消法を見つける

ことが重要です。

 

 

今後は、呼吸が及ぼす自律神経の調整方法についても、

記事にしていきますので是非、お楽しみに!

 

 

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